先日、今年合格した新人ケアマネを事務所に招いて実務研修しました。
朝、10時~18時までしっかりと研修して頂きました。
研修生は凄く熱心で昼食の間も質問攻めで・・・かなり内容の濃~い研修が出来たと思います。
ケアマネは試験に合格してからが本当の勉強です。みなさん本物のケアマネになってもらえる様に不束乍ら応援しております。\(^o^)/
午前中→<アセスメント方法>
実習生の目標(学びたい事)
・利用者に対しての接し方、話し方。
・利用者から収集した情報の整理分析及び解決すべき課題がどれであるか?
・解決すべき課題の優先順位の付け方。
実習生の元職は介護福祉士で、サービス提供責任者も経験もある方なのですが…、
ケアマネとなり自身が利用者のためにプランを決定していくのが不慣れで言葉や活字にするのが苦手と言います。
仕事内容が違うためそこは切り替えていく必要がありますねぇ~。職場の先輩ケアマネが教えてくれます。安心してください。
介護職の時はケアマネが作成したプラン通りに動けば良かったのですが、今度は動いてもらう立場になったわけですから荷が重い?
でも、現場を知っているケアマネの強みがあり!それを生かせば素晴らしいプラン作成できる訳です。頑張れ~( ^^) _U~~出来る!出来る!
(アセスメント)
利用者のお宅へ訪問したら玄関入る所からアセスメント開始。
整理整頓出来ているか?台所はきれいに片付けてあるか?洗濯物は溜まっていないか?
臭い、埃の溜まり具合、etc.
丁寧に話しをするのが良いか?砕けた感じで話せばよいか?利用者家族が居れば、
家族が本人にどの様な話し方や接し方をされているのか見極める事もアセスメントの方法ですよね?
丁寧語くらいは使い分けできるようにならないといけませんね。
綺麗な言葉使いは大切なコミニュケーションツールです。でも「大阪のおばちゃんツール」も捨てがたい。(笑)
家族関係や利用者の家庭での立ち位置(立場)を観察して介入していく事も大事です。
15分程度話せば大体解りますよね?(スパイになったつもりで観察してください)
その後は具体的に困っている事や何をして欲しいか?伺っていきます。
優先順位はその時に決められるし解決すべきことも利用者が教えてくれます。
一度で解決すべき課題なんて誰も解らないし時々で優先順位もコロコロ変わります。
そのための第二表の長期目標、短期目標なのですから~(^_-)
拘らずに、拘って下さい。柔軟に考えて(*^^)v
そんなこんなでアッという間に2時間が終わりました。
PS:雌が2~3個の卵を産むらしい。卵からかえった雛は弱い奴は親がいない間に巣から追い出されて飢え死にする。勝ち残った子供ペリカンにだけ、
親ペリカンは餌を与えるんだって!だからペリカンは、ほとんど一人っ子らしい・・・。自然界は厳しい、生存競争に生き抜く力が必要なのね~。
チョット怖い話だけど・・・(-_-メ)