<補聴器の購入する時のお話>

先日、80歳になる女性のお家へ伺いました。彼女は音楽の先生で長年教壇に立ってました。
夫亡き後、現在は娘家族と同居しています。そのお宅へペリカンが訪問しました。
その時の会話:「今日ね、耳が聞こえにくくて耳鼻科へ行ってきたの」と…彼女。
「で…?どうでした?」とペリカンが聞くと、「聴力が落ちて聞こえにくくなっているとお医者さんからいわれた…。」
「補聴器をつけなさいって、片耳だけではなく両耳つけなさい」って言われた。
近日中に補聴器屋さんへ行って購入すると言われるので、ペリカンが「お宅に訪問して相談できる補聴器屋さん知ってます」
「コンピューターも持参で聴力検査も在宅でしてくれて、その方の耳に応じた補聴器を選んでくれます」

メガネ屋さんやデパート等では耳穴に挿入して見えなくなる高価な補聴器を勧められて購入する方が多いですが、皆さん「血圧が上がる」「音がはっきり聞こえない」
「何だかしっくりしない」等の不快のため装着せずにタンスに直し込んでしまわれる方が多いのです。
ペリカンがいつもお願いしている補聴器屋さんは聴覚言語専門のお店で難聴の方々が沢山相談に行かれます。
遠方の方はお願いすると自宅まで訪問して調整やアドバイスを受ける事が出来ます。高価な補聴器よりもご自分の聴力にあった補聴器を見つけてください。
聴力測定して補聴器の選定をしますがここで大切な事は、「認定補聴器技能者」のライセンスを持っていて聴力障害の事をしっかりと理解されている、
スペシャリストが必要なんです。

技能者が→ご自宅に訪問→カウンセリング→聴力測定→補聴器の選定→フィッティング→試聴→補聴効果の確認まで行う。
勿論、まだ補聴器が必要ない方もいらっしゃいますので購入されない方もおられます。
しかし購入されたらアフターサポート(使用上のアドバイス、定期点検、その他補聴器の掃除など)もしっかりしてもらえます。

最近の補聴器はコンピューターでの調整のため調子を合わせるのに、必ずお店まで出向かないといけませんが、
下肢筋力の低下した方や歩行が困難になった方々は外出されるのが一苦労です。

補聴器は買う時も、使ってからも調整が大切と言われます。少しずつ慣れて、安心して長いお付き合いをしてください。
見た目では購入しないでご自分の聴力にあった補聴器を見つけてもらってください。

結果:80歳の音楽の先生はご自宅まで認定補聴器技能者に訪問してもらい聴力検査を受け補聴器を購入されました。
訪問時は小学生のお孫さんや娘さん、ペリカンも一緒に聴力検査して貰いました(笑)

さぁ~これから補聴器を付けて聞こえのリハビリ開始です。頑張れ~先生!(^^)/~~~一緒に頑張る~(´▽`)

タイトルとURLをコピーしました